必要な手続きは、人それぞれ。困った時は専門家への依頼がおすすめです
お葬式後には様々な手続きがあります。代表的な手続きでイメージされやすいものは、遺族年金や生命保険、預貯金など相続した財産の名義変更だと思います。
お葬式後の届出・手続きは数多くありますが、大きく分けて2種類です。
1.生活環境の変化に関する手続き
世帯主の変更、ライフラインの名義変更、遺族年金など
2.故人の遺産相続に関する手続き
相続財産と相続人の調査、相続放棄、相続税の申告など
上記の手続きと並行して、「納骨や四十九日法要、香典返し」等の準備も必要ですので、お葬式終了後の数か月間は想像以上にお忙しいと思います。
簡単に電話やインターネットで済む手続きもありますが、基本的には市役所・年金事務所などでの手続きが必要です。
戸籍を集め⇒申請用紙をもらい⇒役所へ行って⇒ミスがあればやり直し…そんな繰り返しです。
役所以外に年金事務所や法務局、税務署での手続きもあります。不慣れな手続きの連続で、時間も労力も必要です。費用はかかりますが、無駄なく安心して手続きを完了させたい方は、専門家への依頼もおすすめです。
- 平日は仕事などで作業をする時間がない
- 身体が不自由なので、役所などに行けない
- 複雑で難しい手続きはプロに任せたい
- 親族間でトラブルが起きる可能性がある
- すべての財産を相続放棄したい

難しい手続きだけを専門家に依頼するものおすすめです。
お葬式終了後~遺産相続終了までの流れ
お葬式終了後の手続きは、まず身近な生活に関係するものを優先して進めましょう。
世帯主の変更やライフライン(電気・水道など)の名義変更、健康保険関係です。必要のないサービス(新聞など)の解約も忘れずにしましょう。
遺言書なある場合は、遺言書の内容を優先。
遺言書がない場合は、法定相続に基づいて相続する。
故人の遺産を相続しない(したくない)場合は、家庭裁判所での手続きが必要です。
「誰が、何を、どれだけ相続するか?」の話し合い。
相続した財産の名義変更手続き。
10か月以内(※必要な場合のみ)
生活に関する手続き
期限が短い手続きもありますが、それ以外は比較的長期間(1~2年)のものが多いです。
重要なもの(遺族年金など)以外は急がなくても良いと思いますので、1つ1つ済ませていきましょう。
【主な手続き】
- 世帯主の変更届
- ライフライン関係の名義変更
- 遺族年金・未支給年金
- 健康保険証の返却・加入
- 生命保険菌(死亡保険金)の請求
- 団信(住宅ローンの返済)
- 葬祭費や埋葬料(補助金)の申請
- 高額医療費の申請
- 運転免許証やパスポートの返却
- クレジットカードの解約
- 契約・会員サービスの解約
【その他】
- 児童扶養手当
- 復氏届(旧姓に戻す)
- 婚姻関係終了届(配偶者の血族との縁を切りたい場合)

お葬式後の手続きは、人それぞれです。該当する手続きを1つ1つ完了させましょう。
遺産相続に関する手続き
相続財産や相続人の調査、相続放棄、相続税に関する内容は、下記リンク「アフターサポート:遺産相続」をご覧ください。

遺産相続での主なトラブルは【遺産の分割】です。遺産を数字の様に自由に分割できれば問題も少ないですが、相続財産には【分割できるモノ・分割できないモノ】があります。
現金や預貯金は分割可能ですが、不動産(土地・家屋)は自由に分割ができないので争いが起こる場合があります。

実際には、ほとんどの遺産を配偶者が相続するご家庭が多いです。
もし、何かお困りの場合には専門家をご紹介いたしますので、無料相談をご利用ください。
「長年音信不通だった・離婚や再婚をしている」など、ご親族でも故人の生活状況が不明な場合もあります。
こんな場合、「後から借金が出てくるのが嫌だし、トラブルに巻き込まれるのも嫌だから」と相続放棄を依頼される方も多いです。
手続きの時間が無い、複雑な事はプロに任せたい等の理由はもちろんですが、ご不安な要素がある場合は、相続スタート時点で専門家へ相談されることがおすすめです。お気軽にご相談ください。
納骨や法要関係について
納骨時期はご家族様の自由です。お好きな季節や記念日に納骨するのも良いと思います。納骨先が未定の方は、将来の事も考慮してゆっくりご家族・親族で話し合いましょう。
また、法要を行うか?行わないか?は基本的にご家族様の自由です。


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新家葬祭(しんけそうさい)
〒599-8232 大阪府堺市中区新家町541-12
TEL. 072-234-2972