基本的な流れは、すべて同じです。
1日葬や直葬では、儀式の一部を省略します。
お葬式の流れ・日程をイメージできることは、とても重要です。お葬式が初めての方も多いと思いますが、決して複雑ではありません。
ご逝去~お葬式終了までは下記の5つに分かれます。
- 病院・施設などへのお迎え
- ご安置&葬儀日程の打合せ
- お通夜
- 告別式・火葬・お骨上げ(収骨)
- 初七日法要
すべてのお葬式(仏式)において、この基本的な流れは同じです。平均2~3日間をかけて行います。
ただし、必ず上記の5つを順番通りに全て行うわけではありません。途中の儀式を省略・順序の入れ替えすることもあります。

1日葬や直葬の場合、お通夜や初七日法要を行いません。
お葬式日程の決定

お葬式の日程は、主に下記の3項目を調整して決定します。特に「火葬場の予約」が基準です。【火葬場の予約日=告別式】として日程を組みます。
- 火葬場・葬儀式場の空き状況
- ご家族・親族の都合
- お坊さん(僧侶)の都合
ご希望に応じてお葬式日程の調整が可能です
ご遺族様の都合に合わせて可能なかぎり日程を調整いたします。何かご希望などございましたら、スタッフにご相談ください。
初七日法要は告別式と同じ日に済ませる
命日(または前日)から数えて7日目に行う法要を「初七日法要」と言います。本来、お葬式終了後に行う法要ですが、現在では告別式と同じ日に済ませることが一般的です。

一般的なお葬式の最短日程は「3日」
お葬式の最短日程は「死亡日にお通夜 ⇒ 翌日に告別式・火葬」の2日間ですが、その日程で行える事は少ないです。一般的には、お葬式終了までの3日間が最短とお考えください。
- 1日目:ご安置&役所関連手続き
- 2日目:お通夜
- 3日目:告別式・火葬


当社ではゆっくりとしたお別れのために、「あえて1日空ける」ことをおすすめしています。
お葬式の参考日程(家族葬・1日葬・直葬)
家族葬(お通夜と告別式を行う)の場合
お通夜は「18時」または「19時」の開式が一般的です。告別式は「火葬場予約時間」の1時間前を基準に開式します。
告別式は、11時・12時・13時の開式が一般的ですが、早い時間帯も可能です。
- 18:00 ご親族様、葬儀式場到着
- 18:30 導師様(僧侶など)ご到着
- 19:00 お通夜 開式
- 19:45 お通夜 閉式
- 20:00 お食事
- 21:00 宿泊される方以外はご帰宅
- 11:00 ご親族様、葬儀式場到着
- 11:30 導師様(僧侶など)ご到着
- 12:00 告別式 開式
- 13:00 告別式 閉式
- 13:30 火葬場到着・食事
- 15:00 お骨上げ(収骨)
- 15:30 式場へ戻り、初七日法要
- 16:00 お葬式終了
1日葬(告別式のみ)の場合
1日葬(告別式のみ)では、お通夜は行わずに告別式のみを行います。
- 11:00 ご親族様、葬儀式場到着
- 11:30 導師様(僧侶など)ご到着
- 12:00 告別式 開式
- 13:00 告別式 閉式
- 13:30 火葬場到着・食事
- 15:00 お骨上げ(収骨)
- 15:30 式場へ戻り、初七日法要
- 16:00 お葬式終了
直葬(火葬のみ)や生活保護葬の場合
直葬(火葬のみ)や生活保護葬の場合、宗教儀式は行いません。
- 11:00 ご出棺
- 11:30 火葬場到着
- 13:00 お骨上げ(収骨)
- 13:30 お葬式終了
生活保護受給者が喪主(お葬式を行う)場合、市町村から葬儀費用が支給される可能性があります。火葬のみのお葬式になりますが、ご負担額は0円:無料です。申請~葬儀終了までサポートいたします。

お葬式を行う場所(葬儀式場)によって、車移動が必要です
お葬式を行う場所(葬儀式場)によっても少し内容が異なります。例えば、葬儀社の家族葬ホールやご自宅・寺院・集会所などでのお葬式の場合、火葬場までの車移動(往復1~2時間)が必要です。
反対に、公営斎場では「葬儀式場と火葬場が併設」ですので、火葬場までは徒歩移動(約1分)です。葬儀費用も削減できます。
- 葬儀社の家族葬ホール・ご自宅・寺院・集会所など
- 公営斎場(堺市の場合:堺市立斎場)
1.葬儀社の家族葬ホール・ご自宅・寺院・集会所など
ポイント:火葬場への車移動(霊柩車やマイクロバス)が必要。
1日葬の場合は省略。
告別式終了後、火葬場へ車移動。 ※霊柩車やマイクロバスが必要
収骨までの間にお食事。収骨終了後、式場へ戻る。
約45分ほど。

火葬場への車移動が必要です。お骨上げ終了後、再び葬儀式場へ戻り初七日法要(省略可)を行います。
2.公営斎場(堺市の場合:堺市立斎場)
ポイント:葬儀式場と火葬場が併設なので、火葬場まで徒歩移動。
1日葬の場合は省略。
告別式終了後、火葬場へ徒歩移動(1分)。
収骨までの間にお食事。収骨終了後、式場へ戻る。
約45分ほど。


堺市立斎場では、お葬式をすべてを同じ場所で行うことができます。葬儀費用(霊柩車・マイクロバスなど約10万円)も削減可能です。
火葬場は基本的に「故人様の住所地」の火葬場を利用します

火葬場は、基本的に「故人様の住所地の火葬場」を利用します。ただし、火葬場が無い市町村の場合は、近隣市町村の火葬場を利用します。
堺市の火葬場
堺市の火葬場は、堺市立斎場(堺市堺区)です。故人様が堺市民の場合、基本的に火葬は堺市立斎場で行います。葬儀式場も完備。
大阪市の火葬場

大阪市の火葬場は、「瓜破斎場・北斎場・小林斎場・鶴見斎場・佃斎場」の5つあります。葬儀式場も完備しています。
よくあるご質問

- 直葬が希望です。死亡日の翌日に火葬はできますか?
- 法律により、火葬は死後24時間経過後になります。その条件を満たし、火葬場予約に空きがあれば、翌日の火葬は可能です。
- お葬式終了まで、平均で何日かかりますか?
- 平均3~4日です。ただし、火葬場の予約状況により1~2日延びる可能性もあります。
- お通夜・告別式と2日間の儀式は必要?
- 直葬(火葬のみ)や、1日葬(ワンデイセレモニー)と呼ばれる告別式1日だけで済ませるお葬式も増えています。
- 直葬や1日葬など、儀式を省いても問題ないの?
- 直葬や無宗教葬が誕生したように、お葬式も時代とともに変化しています。寺院様も新しいお葬式に柔軟に対応してくださいます。ただし、事前にご確認されることをおすすめします。
- 火葬場がない市町村があるの?
- お住まいの地域(自治体)に火葬場がない場合もあります。大阪府内では、松原市は火葬場がありませんので、市外料金で近隣火葬場を利用します。最寄りの大阪市瓜破斎場(平野区)や堺市立斎場(堺市堺区)が火葬場の候補となります。
- 火葬まで1週間以上待つのは本当?
- 「火葬待ち(火葬難民)問題」は、主に関東の情報です。大阪市・堺市では、非常に混雑している場合でも2~3日程です。
- 友引(ともびき)にお葬式はダメ?
- 問題ありません。「友を引く」という文字から敬遠される方もいますが迷信です。ただ、友引に火葬場が定休日の地域では告別式(火葬)が行えません。堺市の場合、火葬場の定休日は1月1日のみです。
お葬式のご依頼・ご相談

新家葬祭(しんけそうさい)
〒599-8232 大阪府堺市中区新家町541-12
TEL. 072-234-2972
- 堺市全域(堺市堺区・堺市北区・堺市中区・堺市西区・堺市東区・堺市南区・堺市美原区)
- 大阪市内:中央区・北区・福島区・西区・天王寺区・浪速区・東淀川区・西淀川区・淀川区・西成区・旭区・阿倍野区・生野区・此花区・城東区・住之江区・住吉区・東住吉区・大正区・鶴見区・港区・都島区・平野区・東成区
- 大阪府下:松原市・大阪狭山市・河内長野市・富田林市・高石市・和泉市・泉大津市・東大阪市・八尾市・貝塚市・泉佐野市・羽曳野市・藤井寺市・泉南市など