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お坊さんにスカウト?

ブログお坊さんにスカウト

先日の夕刊に 「定年退職者をお坊さんにスカウト」 という記事がありました。
ターゲットは、主に団塊の世代(60~70歳代)。スカウト理由は、子育てを終えて年金や退職金があり、故郷に帰り時間的にも経済的にも余裕がある団塊の世代を“減少し続ける住職の担い手として確保するため”だそうです。

「年金受給者のお坊さん」… なんだか少し不思議な感じもしますね。
代々僧侶の家系に生まれ、当たり前のように仏教系の学校を卒業し、本山で厳しい修行後にお坊さんになるという直線レールを歩まれた方も必要だと思いますが、長年社会人として培った経験・知識があるお坊さんも、価値観が多様化している現代には良いかもしれませんね。

個人的に、お坊さんは「人の話を親身に聞き、瞬発的に返答する」=「聞き上手で、頭の回転早い」方が適任だと思います。時には、固い話ではなく、ユーモアも必要です。そのためには、社会人としての幅広い経験がきっと役に立つと思います。

お坊さんは大変!

最近では、“宗教離れ” により檀家(だんか)が減少し、寺院を維持することが大変な時代です。基本的に寺院は、檀家からのお布施で運営されていますので、【檀家が減少する(檀家離れ)=収入が減少する】ということになり、死活問題です。

また、住職の世代交代問題もあります。ある住職は 「息子(長男・次男)が、僧侶になることを拒んでいる。」とおっしゃっていました。檀家が多数いらっしゃる大きな寺院でも、次世代の担い手が確保されていないのが現状です。

 

新しい時代への対応

「家族葬」・「無宗教でのお葬式」・「お墓以外の供養(手元供養・散骨)」が、時代やライフスタイルの変化とともに誕生し、従来の慣習・形式が減少しています。

古いもの・新しいものが融合して時代が創られてきたように、これは自然なことだと思います。新しいスタイルが生まれる反面、従来の伝統などを守る姿勢も大切だと思いますし、それを必要と感じている方も実際にたくさんいらっしゃいます。

不透明だと言われ続けてきた【お葬式での御布施】も、お客様の事情に合わせた金額でお勤めをしてくれる親切な寺院も増えてきました。毎月、お寺オリジナル会報を発行したり、地域の住人を招待してイベントを開催したり、檀家や一般の方との接点を増やすことで、【宗教・お寺・お坊さん】をより身近に感じてほしいという想いもあります。

そういった行動に対して、時には「ビジネスライクなお寺だな。」と揶揄されたりしますが、厳密に言えば、寺院も会社と同じくビジネスです。維持するためには、売上(お布施)が必要で、支払経費(僧侶のお給料)もあります。

時代に合った新しいお寺のスタイルを探求している寺院は、お葬式や法要以外にも私生活に関する色々な相談に乗ったり、社会問題である孤独死の減少へ取り組んだり、様々な活動をしています。実際、そのような寺院は他の寺院が檀家離れに悩む中で、着実に檀家数が増加しています。

 

素敵なお坊さんに期待

お坊さんになるための修行について、詳しい内容はわかりませんが、第二の人生をお坊さんとしてスタートすることは大変だと思います。お葬式でのお勤め(読経・法話など)も行うとなれば、責任は重大です。

お葬式は、ご家族にとって大切な方との最期のお別れの場。
もし、いい加減なお勤めをすれば、また宗教離れ・檀家離れが進むかもしれません。様々な経験・知識を生かした素敵なお坊さんが誕生してくれると良いですね。

 

お葬式のご依頼・ご相談・お問い合わせ

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