お墓を建てるタイミングは自由です。長年に渡ってご家族・親族に関わるものですので、新たに購入予定の方は慎重にゆっくりと考えましょう。
法律上、納骨の期限はありません。新しいお墓の完成、納骨先が決定するまでご自宅で遺骨をお祀りください。
お葬式後は生活環境の変化や、将来に対する考えもご家族内で変わる可能性もありますので、気持ちや生活が落ち着いた時点で、墓地(霊園)の候補選び・現地見学…と少しずつ進めましょう。
また、「納骨は四十九日法要と一緒に」とよく言われますが、現時点でお墓が無い方は急ぐ必要はありません。お葬式の翌年に行う一周忌やお盆などに合わせて、お墓を建てる方も多数いらっしゃいます。

お墓や納骨に関しては個人の判断だけではなく、ご家族や他の親族が納得することも大切です。
生前にお墓を建てる(寿陵)
自分のお墓を生きている間に建てる事を【寿陵(じゅりょう)】や【生前建墓(せいぜんけんぼ)】といい、”長寿” や “子孫繁栄” などを招く、縁起の良い事とされています。
実際には、ご自身や子・孫などが入るお墓をじっくりと夫婦・家族で検討できるという事が最大のメリットかもしれません。
ただし、建てた時点から年間管理費などがかかる点がデメリットです。

お墓は「墓地・墓石のセット購入」が基本ですが、先に墓地だけを購入可能な場合もあります。
お亡くなりになった後に建てる
お葬式終了後に新しくお墓を建てる場合は、十分に時間を取って、一周忌やお盆に合わせて建てる方が多いです。
無理に四十九日法要に間に合わせるのは止めましょう
よく「納骨は四十九日法要と一緒に」と言われますが、お葬式終了~四十九日法要までは約1か月です。その短期間に「墓地選び~施工終了」を進めるのはおすすめしません。
実際、お葬式後は役所手続き・相続手続き・遺品整理・法要準備など非常に忙しくなります。それと並行してお墓選びを進めるのは大変です。
お葬式後は生活が変化する場合もありますので、慌てずに気持ちや生活が落ち着いてからスタートしましょう。
お墓はしっかりとした施工が重要です
お墓は基礎工事からしっかりと施工しないと、数年後に傾く原因にもなります。天候にも左右されますので、デザイン決定・石材仕入・彫刻を含めて完成まで、約3か月程度は必要と考えておくのがおすすめです。

親切な石材店であれば、無理な施工は絶対にしないはずです。
お墓は必要ない、お墓を持てない(承継者がいない)
従来のお墓を望まない方もいらっしゃいますし、供養の形は自由です。
最近では、将来お墓を継ぐ人(承継者)がいないという理由から【合祀墓(ごうしぼ)】を選択する方が多いです。
合祀墓は、多くの人を一緒に納骨するお墓で、運営者である霊園・寺院が続く限り永代に供養してくれます。そのため、永代供養墓とも言われます。
その他、新しい供養方法としては、メモリアルダイヤモンド・手元供養・海洋散骨もあります。






ご自身・ご家族に合った供養方法をお選びください。
お問い合わせ

新家葬祭(しんけそうさい)
〒599-8232 大阪府堺市中区新家町541-12
TEL. 072-234-2972