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お連れ様はどちらですか?【新聞】

お連れ様はどちらですか?

ちょっとした言葉、出来事、一見価値のないようなモノ。それでも、その人にとっては涙が出るほど嬉しかったり、他に替え難いほど大切で価値のあるモノだったり、そういう事ってたくさんあると思います。

相手を思いやること、その人の立場になって考え、行動すること。

それが最高のサービスかもしれない…そんなお話です。

最後に2人でいい”旅行”ができた

半世紀以上も連れ添った妻に先立たれた、横浜市の知人男性からこんな話を聞いた。

男性は葬儀を終えた後、故郷である佐賀県唐津市の寺に納骨するため、羽田空港から空路、九州へと向かった。

遺骨を機内に持ち込めることは知っていた。でも入れたバッグがかなり大きく、念のため搭乗手続きの際に中身を伝えた。機内に乗り込み、上の棚にバッグを入れて席に着くと、客室乗務員がやって来てこう言った。

「隣の席を空けております。お連れ様はどちらですか?」

搭乗手続きで言ったことが機内に伝わっていたのだ。男性が「ああ、上の棚です」と説明すると、乗務員はバッグごと下ろしてシートベルトを締めてくれた。飛行中には「お連れ様の分です」と飲み物も出してくれたという。

「最後に2人でいい ”旅行” ができた」と男性。

その表情を見ていたら、こちらも温かい気持ちになった。

H29.7.21 西日本新聞社

どの航空会社でしょうか?本当に素晴らしい対応ですね。もし、私が同じ事をしてもらえたら、本当に嬉しいです。

「お連れ様はどちらですか?」

その言葉にも優しさが溢れていますね。大切な人を失った後にこんな対応をしてもらえたら、少し気持ちも和らぐような気がします。

きっと、亡くなられた奥様も旦那様の隣に座れて喜んでいると思います。

ご遺骨を郵送することも可能です

お葬式終了後、喪主(ご家族)様が遺骨をお家に持ち帰り、その後にお墓や納骨堂に納骨します。ただし【お墓が遠くにある】方も時々いらっしゃいます。

当社は主に大阪府内(特に堺市・大阪市)でのお葬式をご依頼いただきますが、お墓が九州や四国にある方は結構いらっしゃいます。後でお話を聞くと、車や新幹線で納骨に行かれた方も多いですが、中には「お墓が遠くて、まだ納骨できてません」という方も少なくありません。

もし、お墓の近くに親戚がいらっしゃる場合は、ご遺骨を郵送して代わりに納骨してもらう方法もあります。【郵便局】で「遺骨を親戚宅へ送りたい」と相談すれば大丈夫です。私も個人的に遺骨を郵送したことがありますし、問題なく届きました。

ご自身で段ボール・緩衝材などを購入して梱包をしても良いですし、郵便局でも梱包用品を購入できます。ご希望の方は、お近くの郵便局ににお問い合わせください。

【注意】ご遺骨を送る際は、「埋葬許可証」も必ず一緒に送りましょう。

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