お葬式相談窓口(事前相談)

1日で終わるお葬式「1日葬」って何?

追記2

2024年(令和6年)現在、お葬式はほぼ通常どおりに戻りました。

追記

2022年現在、新型コロナ感染対策として、1日葬(告別式のみ)を選ばれる方が多いです。また、一般的なお葬式(お通夜+告別式)を行う場合は、最少人数での家族葬・一般参列者の制限がおすすめです。

近年、家族葬や直葬などお葬式の小規模化・簡素化にともない、1日で終了するお葬式「1日葬(いちにちそう)」のご依頼が増えています。イメージとしては、家族葬をよりシンプルにしたお葬式です。

一般的なお葬式では「お通夜+告別式」と2日間に渡って宗教儀式(僧侶の読経など)を行いますが、1日葬では「告別式のみ」になります。

  • 一般的なお葬式:お通夜・告別式(2日)
  • 1日葬:告別式のみ(1日)

大阪府内でも都市部(大阪市・堺市)を中心に認知度が高まり、ご依頼件数も増えています。

「ご家族・親族の近親者のみでお葬式を行いたい+お通夜は特に必要ない」とお考えの方には1日葬が最適かもしれません。

今回は、1日葬(告別式のみ)ついて簡単にご説明します。

1日葬(告別式のみ)を選択された方の主な理由

  • お通夜は必要ないと考えている
  • 親族に高齢者が多いので身体的な負担を軽くしたい
  • 仕事などの都合で1日で済ませたい

1日葬(告別式のみ)を選択される理由は様々です。一般的にお葬式は「お通夜・告別式」と2日間行いますが、必ず2日間行う決まりもありません。

ご遺族様全員の都合を考えると、お葬式を「1日で済ませる」ことが最も良い方法

という場合は、最優先に1日葬(告別式のみ)をおすすめします。

葬儀日程も数日程度であれば調整可能ですので、スタッフにご相談ください。

1日葬のメリット・デメリット

メリット
  • 1日(告別式)で済むため、身体的負担が軽減
  • お料理や返礼品、葬儀式場の使用料が1日分で済む
  • 遠方からの参列者の負担(宿泊費や交通費)が軽減
デメリット
  • お通夜を行う場合に比べて、お別れの時間が少し短くなる場合がある
  • お通夜を行わないので、一般参列者(友人など)のお別れの時間が取りにくい
  • お葬式(告別式)が平日の場合は、一般参列者の来場が難しい

ご家族・親族の近親者のみでお葬式を行う場合は、特にデメリットはないと思います。

お別れの時間も十分に確保できます

1日葬と聞くと「お別れの時間が短くなる?」と思われる方も多いですが、ゆっくりとお別れの時間も確保できます。

ただ、ご親族の中には「お通夜を行わないなんて考えられない!」と反対される方もいらっしゃいますので、喪主様から事前に説明をして理解を得ることがおすすめです。

最短日程をご希望の場合も対応いたしますので、スタッフにご相談ください。

ご家族だけでお通夜

あえて葬儀式場を2日間使用し、「ご家族だけでお通夜」を行う方もいます。宗教儀式は行わず、喪服着用ではなくカジュアルな洋服で自由に過ごされています。

「お亡くなりになってから1日で終了」ではありません

時々、誤解されますが、1日葬は「お亡くなりになってから1日(24時間以内)で葬儀・火葬を終える」という意味ではありません。

あくまで、「従来2日間のお葬式(お通夜・告別式)を1日(告別式のみ)で済ませる」という意味です。

葬儀日程は「火葬場の予約」が基準

家族葬・直葬・1日葬…どのようなお葬式でも、葬儀日程は「火葬場の予約」を基準に決まります。火葬場の予約状況は、常に変わりるため、必ずしもご希望の日程で行えるとは限りませんので予めご了承ください。

MEMO

法律上、火葬が行えるのは死後24時間経過後です。直葬(火葬のみ)をご希望の場合でも、最短でも「翌日の火葬」になります。

お家に「菩提寺(お付き合いのある寺院)」がある場合

お家の菩提寺はご存じでしょうか?

【菩提寺:ぼだいじ】
お墓がある寺院。先祖代々お付き合いのある寺院。

お墓(◯◯家之墓、◯◯家先祖代々之墓など)が特定の寺院内にある場合、基本的にその寺院が「菩提寺」になります。

お葬式では菩提寺への連絡が欠かせません。

  1. 菩提寺へお葬式での読経を依頼
  2. 戒名(法名)を頂く
  3. お葬式後、菩提寺内のお墓へ納骨

が一般的な流れです。菩提寺へ連絡をせず、他の宗派や無宗教でお葬式をした場合、納骨を断られる可能性もあります。

1日葬を行うには「菩提寺の了承」が必要?

基本的に「どのようなお葬式を行うか?」はご遺族様の自由ですが、1日葬をご希望の場合は、まず菩提寺に了承を得ることがおすすめです。

仏式のお葬式では、「枕経 ⇒ お通夜 ⇒ 告別式」 と一連の流れ(作法)があり、お経にも各段階ごとに意味があります。そのため、お通夜を省略する1日葬を菩提寺から反対される可能性も0ではありません。実際、1日葬が誕生した当時は何度かありました。

2024年現在では、1日葬を経験済みのお坊さんも非常に多いですし、ご遺族様の意向を最優先に考えていただけるはずですので、反対される心配はほぼないと思います。

当社スタッフも確認・サポートいたしますのでご安心ください。

MEMO

どの様なお葬式を行う場合でも、菩提寺を無視することは避けましょう。

まとめ

従来の様に、お通夜・告別式をきちんと行いたい方も多くいらっしゃいますが、「1日葬って良いですね」という喪主様も多いです。

近親者(ご家族・親族)のみでお葬式を行う場合、1日葬はおすすめです。お別れの時間も十分に取れますし、特に大きなデメリットはありません。

  • 前回の1日葬が良かったから、今回も1日葬が良い
  • 前は1日葬だったけど、今回はきちんとお通夜・告別式を行いたい
  • 前はお通夜・告別式を行ったけど、今回は親族の都合が合わないから1日葬

実際、お葬式は突然訪れる場合もあり、その時の状況に応じて内容を決定しなければならない部分もあります。

その時の状況に「1日葬」が最適であれば、最優先に1日葬をおすすめします。どの様なお葬式を選択するか?は、基本的にご遺族様の自由です。

お葬式に関して何かお悩みの方は、いつでもお気軽にご相談ください。

お葬式のご依頼・ご相談・お問い合わせ

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新家葬祭(しんけそうさい)
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