シーモアさんと、大人のための人生入門

素敵なピアニストの御老人が

「人生は、お金や名声だけでは幸せになれないんだよ。」

と軽やかに教えてくれる中身のギュギュっと詰まった映画です。

2016年の最後にいかがでしょうか。

しぶんの心と向き合うこと、
シンプルに生きること、
成功したい気持ちを手放すこと。
積み重ねることで、人生は充実する。
【シーモア・バーンスタイン】

ストーリー

人生の折り返し地点
アーティストとして、一人の人間として行き詰まりを感じていたイーサン・ホークは、ある夕食会で当時84歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインと出会う。

たちまち安心感に包まれ、シーモアと彼のピアノに魅了されたイーサンは、彼のドキュメンタリー映画を撮ろうと決める。

シーモアは、50歳でコンサートピアニストとしての活動に終止符を打ち、以降の人生を「教える」ことに捧げてきた。ピアニストとしての成功、朝鮮戦争従軍中の辛い記憶、そして、演奏会にまつわる不安や恐怖の思い出・・・

決して平坦でない人生を、美しいピアノの調べとともに彼のあたたかく繊細な言葉は、すべてを包み込むように、私たちの心を豊かな場所へと導いてくれる。

ボクは、シーモアのようなメンターに出会うことが、いかに幸せなことかを、世の人々に知ってもらいたいと思っている。
シーモアのピアノ・レッスンは、人はいかに生きるべきかという奥深い教えに満ちている。彼のシンプルな生き方から学べることは、あまりにも多い。
【イーサン・ホーク】

ピアニスト、作曲家、教師、作家。
1927年、アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク生まれ。

わずか１５歳で人にピアノを教え始める。１７歳でグリフィス・アーティスト賞を受賞、アレグザンダー・ブライロフスキー、ヤン・ゴルバティなどの著名な音楽家に師事し、演奏家としての名声を築く。

５０歳で現役のコンサート・ピアニストとしてのキャリアに終止符を打ち、以降の人生を「教える」ことに捧げる。

「ピアニストの臨床医」である一方、作曲家であり、ニューヨーク大学音楽科・音楽教育科で准教授を務める。2004年、シェナンドア大学から名誉博士号を授与される。

映画：「シーモアさんと、大人のための人生入門」
出演：シーモア・バーンスタイン、イーサン・ホーク、グレッグ・ルーザーなど
監督：イーサン・ホーク
配給・宣伝：アップリンク

■ 関西の劇場

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