遺品整理に困ったら「葬儀社に相談」も１つの方法

近年、高齢化・核家族化が進み、遺品整理をご家族のみで行うことが困難な場合も増えています。それに伴い、遺品整理を専門業者に依頼する方が年々増加しています。

葬儀社スタッフとして、お葬式を終えられたご家族様の状況を見たり、相談を受けるたびに遺品整理の必要性をとても感じます。

ただ、遺品整理業者さんが増えると、逆に選択肢が多すぎて迷われると思います。その時は、お葬式を依頼された葬儀社さんに相談するのも１つの方法です。

アフターサポートが充実している葬儀社さんであれば、信頼できる遺品整理業者と提携しているはずです。

需要の増加とともにトラブルも

社会的に必要性が高まり、それに対応するような遺品整理サービスが誕生することは喜ばしいですが、その反面、心無い業者による「遺品整理トラブル」も増加しているようです。

私の友人の親戚も、遺品整理「的」な仕事をしているという方（知人に紹介してもらった方）に依頼したら、トラブルがありました。後で判明した事らしいですが、価値のあるコレクターズアイテムなどを勝手に持ち出し、一向に整理が進まなかったそうです。

実際、需要の増加をビジネスチャンスに不動産・産廃・引越し業者さん等が、新規事業として遺品整理を始めるケースも少なくありません。

もちろん、ほとんどが素晴らしい業者だと思います。しかし、その中には副業的（？）と個人的に感じる業者さんもあります。

遺品整理は単に “モノを運ぶ・処分する” ような簡単な仕事ではありません。遺品の１つ１つを大切に扱い、時に供養もします。また、孤独死などの過酷な現場もあります。

そして、ご家族様の「気持ちを整理する」という大切な役割もあります。個人的には、ごみ処理同様に作業する業者には依頼したくありません。

遺品整理は、可能であればご家族様で行うのが最も良い方法だとは思いますが、

など、物理的にどうしても他人（業者）に依頼する必要がある方も多くいらっしゃいます。

では実際「どうやって、遺品整理業者を選べばいいの？」と迷われると思います。

インターネットで検索をすれば、簡単に業者は見つかりますが、経験・実績などが分かりにくい部分もあります。絶対に安さだけを基準に選ばれる事はおすすめしません。最低限２～３社で見積りを取りましょう。

基本的なポイントは以下になります。何かご希望がある場合は、しっかりと担当者に伝えましょう。

そして、もう１つおすすめの方法が【葬儀社に相談する】です。

基本的に遺品整理は「お葬式が終わった後」ですので、お葬式を依頼した葬儀社さんが親切で信頼できるようでしたら、遺品整理についても相談してみましょう。

アフターサポートが充実している葬儀社は、実績のある優良な遺品整理業者と提携しているはずです。

お客様にいい加減な業者を紹介できませんので、必ず実際の作業を確認したり、スタッフと面談したり、しっかりと見極めていると思います。一度相談されてはいかがでしょうか。

当社も、遺品整理の必要性を感じていた頃、１人の方と出会いました。営業に来た人の中で、唯一スーツを着こなし、まったく遺品整理業者さんに見えませんでした（笑）。でも、直感で「この人かも！」と感じました。

出会った頃は、（大手遺品整理業者で経験を積んだ後）起業したばかりでしたが、１つ１つ実績を積み上げ、今ではテレビ・新聞などで取り上げられるほど会社も大きく有名になりました。

真摯な姿勢と人柄、そして努力の結果だと思いますし、新しく増えたスタッフさんも皆さん親切です。本当にあのタイミングで出会えた事が幸運だったと思います。とても信頼できるパートナー企業です。

故人様の大切な遺品の整理を他人に任せることは、不安も大きいと思います。

業者選びは非常に重要です。ホームページ等の確認も大切ですが、実際に合ってみて人柄を感じることの方が大切なような気が個人的にはします。最低でも２～３社で見積もりをおすすめします。

遺品整理でお困りの方は、お葬式を依頼した葬儀社さんに一度ご相談されてはいかがでしょうか。きっと良い業者さんを紹介してくれると思います。

新家葬祭
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